10月28日(日)は、第五回大江戸日本酒まつりです。山根酒造場は、東京・新橋にある酒亭穂椋さんとタッグを組んで参加致します。
そして今日は、穂椋の村田京介さんがイベント当日お客さまにお出しするオリジナルブレンド酒の打ち合わせをするため蔵まで来られました。
利き酒をする京介さん。
まずはイベントで出す予定のお料理を口にふくんで、そのあとお酒との相性を探っていきます。そして、そのあと数種の酒を選びブレンド。酒同士の割り合いもありますが、加水をどの程度するかによっても味は変わってきますし。それにくわえて今回はもうひとつ隠し球的な遊びの要素も入れて味を組み立てていきました。
それぞれの酒単体で飲んでももちろん美味しいですが、ブレンドしたときに生まれる複雑に重なった味の層をじっくり味わうのも面白いものですね。酒蔵にいても、こういう実験に立ち会える機会はそうそうないので、私にとってもとても興味深い時間でした。
大江戸日本酒まつり、食欲の湧くうまい酒をお届けできそうです。お料理ともども、どうぞお楽しみに!
(食と酒の実験室 山根明子)