強力(ごうりき)の稲刈り

10月4日に、当蔵の前田杜氏の田んぼ(強力米)の稲刈りに行ってきました。今回の稲刈りメンバーは杜氏、谷本酒店の谷本社長、スナックKの東さん、私(山本)の4人。

 

杜氏がバインダー(稲刈り機)で刈った稲穂を3人で集め、稲掛(はざ)と呼ばれる稲干し台に掛け天日でじっくり乾燥させます。

3日前から雨が二日に渡って降ったため、足下がぬかるんで長靴が脱げそうになるなかではありましたが、みんなで力をあわせて作業をし終始笑顔あふれる時間でした。

稲穂はきれいな黄金色に実り、ずっしりとした重さがある立派なものでした。天日に干され、水分が適量になった頃に脱穀を行い、きっと今年(29BY)の仕込みで美味しいお酒になると田んぼのなかで誰もが確信しました。

商品化は再来年になるかもしれませんが、杜氏の田んぼのある鳥取県八頭郡若桜町の集落の名前をとって「糸白見(いとしろみ)」という純米酒に仕上げます。どうぞ楽しみにお待ちください。

                               (営業 山本裕之)