山根酒造場の酒は「食に寄り添う酒」です。酒だけでも料理だけでもなく、二つが組み合わさったときに生まれるかけ算の美味しさと幸せ感を一度知ってしまうと、料理を流しこむだけのアルコールでは味わえない楽しさにハマリます。
そんなわけで今回のイベントもおいしいオツマミは必須条件。いろいろな方のお力が集まって酒×食の世界が広がります。
元Yのスタッフで山根酒造場のまかない経験者でもある江田くんは炭火で焼いたおいしい焼き鳥のほか、ラタトゥイユも用意してくれました。
会場になったYさんは、彩りも美しい冷やしおでん、おつまみ盛り合わせ、おむすびと熟成酒粕・無垢を使った特製みそ汁のセットなど。(山根酒造場の酒は加熱したお野菜のお料理や、お出汁ともよく合いますよ)
燕珈琲の岸本さん(顔写真がとれてなくてゴメンナサイ)は、この日のために熟成酒粕とチョコを使ったおつまみを考えてくれました。酒粕は軽くバーナーであぶって和歌山ぶどう山椒がふりかけてあります。この山椒の爽やかな香りと風味が酒粕とチョコをうまく繋いでくれて、不思議にマッチしていました!チョコにディップのようにつけて召し上がれ。
それでも足りないかたは、Yさんからすぐの鳥取の飲屋街へのご案内マップも今回のために作りお配りしました。
おいしいお店いろいろあるから、散策してみてくださいね。
たくさんの笑顔が見られて幸せな一夜。
チーママをつとめてくれたY店長の中川さん、着物がよく似合う。企画段階から一緒に考え、当日も笑顔で会場を盛り上げてくれました。
2部の間中、ナイスな音楽を流し続けてくれたDJさんも、ありがとう。
当日、会場に駆け付けてくださったみなさま。イベントを一緒に育ててくれたすべてのスタッフのみなさま。当日は行けないけれど、宣伝がんばるね、と応援してくださったみなさま。
たくさんの方のパワーが集まって出来た熱量の高いイベントでした。本当にありがとうございました。
ありがたいことに「絶対またやってください」とのお声も各所から頂いておりますが、私自身はゼロからこの企画を実現するまでにあるだけのパワーを出しつくして、いま現在はヘロヘロでして。次のお約束が簡単には出来そうにありません。(個人的には今後は、酒と料理をつなぐ仕事をしたいので「おつまみ料理教室(あるいは晩酌の会?)」の立ち上げ準備など粛々と進めてまいります。)
ぜひ、今回のイベントを体験した方のなかから「よし、今度は私が伝える側にまわってみよう」と自分なりのやり方で最初の一歩を踏み出す人が出てきてくれたら、今はそれが一番嬉しいです(別にテーマは日本酒に限らずとも)。
生きてる時間には限りがある。もしも自分がどうしても大切にしたいことや面白がれることがあるなら、変に周りに遠慮したりせずたとえ少々反対されても本気でやっちゃいましょうよ。←あっ、これ自分自身に言ってる言葉かもしれません(笑)
想念実現。
おいしい時間と経験を人と分ちあうこと、もっと自由に色々やってみたい。
まだまだ諦めずにカタチにしていきますよ〜。
(食と酒の実験室 山根明子)