「自宅ではお酒は何を飲むことが多いのですか?」とよく尋ねられます。
社長は日本酒はもちろんワインも大好きですし、たまにはビールもいただきますが、うちでの晩酌は基本は自社商品の味を確かるために、簡単なつまみと一緒に食べながら飲むというパターンが多いです。(そのぶん、外飲みでは他の蔵の造られたお酒を勉強がてらいただきます)
きょうは帰宅するなり空腹で倒れそうな状態だったので、「レタス入り豚しゃぶ」だけパパっと用意して、お酒は倉吉の酒米農家の数馬さんが作られたお米で仕込んだ「八割搗き濁酒 強力純米酒」をお燗で。ただ野菜を切っただけの鍋でも、あったかいお酒があると食欲も湧いて料理単体で食べるよりずいぶん美味しく感じますし、お酒の力で日中の緊張もほぐれて…気分がリセットできる大切な時間です。
そうそう、食べものもお酒もあったかいものが体に楽で、我が家は一年中夏でも燗酒です。そして、社長がお燗番で私が料理係という役割分担でまわしています。
「うちでお燗をつけるの面倒くさくないですか?」と言われたりもしますが、お酒はティファールのポットでお湯を湧かし、ちろりに注いだお酒をしばらくつっこんでおけば出来上がり。「えっ?そんなんでいいの?」と思われるかもしれませんが、毎日のことだから家では簡単なのが一番。
ただし、面白いほど日本酒は温度変化で味が変わるので、そのあたりは日々いろいろ試して実験をしています。
常温で飲んで、ぐっと温度をあげてみて、そして燗冷ましを味わってみて…。ひとつのお酒でも、こんなにいろいろ表情が変わるものかと毎度驚かされますし、この料理とお酒を一緒に口に含むとピッタンコ!で美味しいなぁ、という組み合わせを見つけて思わずニヤリとしたり。
そんな家呑みで感じたアレコレも、これからときどきこちらに記録していこうかと思います。
※「八割搗き濁酒 強力純米酒」の蔵在庫ははおかげさまで早々に完売致しました。
今後は特約の酒販店さま、飲食店さまでお求め頂けると幸いです。