先日、当蔵の蔵人の小木(こぎ)さんの田んぼに行ってきました。
小木さんのことを簡単に紹介しますと、蔵での担当は洗米、蒸しを中心に蔵全般の業務をこなす超ベテラン蔵人です。私はちょっとふっくらした体型とほがらかな笑顔から「小木地蔵」と呼んだりしています。
きっと他の蔵人も小木さんの存在に癒されていることでしょう(笑)。
その小木さんが、5月21日に玉栄(たまさかえ:酒米の名前です)の田植えをすると言っていたので、出勤前に現地に行ってきました。小木さんの田んぼは海抜100メートルのところにあり、周りも田んぼが並んでいるような場所です。
最近の様子を聞くと「ここしばらく雨が降らず水量が少なくて、各農家さんが順番に田んぼに水を充てながら田植えを行っている状況なので計画が立てにくい」と言っていました。
田植えを見ながら、秋までなんとか天候に恵まれて自然のエネルギーをたくさん蓄えた酒米が実り、29BYの仕込みでまた出会えるといいなと思いました。
来年には日置桜のお地蔵さんの玉栄で仕込んだ純米酒が出荷できると思いますので、どうぞ楽しみにしていてください。
(営業 山本裕之)