co-tori酒場レポート

3月3日、中目黒のSMLさんを会場にco-tori2018の催しのひとつとして、1日だけのco-tori酒場が開かれ山根酒造場は食と酒のコーディネイトを担当させて頂きました。

会場はひとつひとつ手作りで飾り付けがされ、なんだかとってもあったかい雰囲気に。

当日のお料理のポップもこんな可愛く作ってもらって嬉しいったら。

実際のお料理とお酒のラインナップは、こちら。

せっかくなので鳥取の食材もちょこちょこ盛り込んだり、当蔵の酒粕を使ったメニューも味わっていただくことに。

今回は事前にレシピをお送りしてフードスタイリストの中山さんを中心にスタッフの方々が丁寧にお料理を再現してくださいました。感謝!

そしてお燗番には某酒屋さんで活躍中の白土さん登場。

フロア担当もこの笑顔。

そんなわけで私は心おきなくお客さまにお酒の説明をしたり、お話することに集中させていただきありがたい限り。(色々至らぬところもあったかと思いますが、よほど楽しかったのか目が線になるほど笑っております)

日本酒のイベントもいろいろありますが、今回のco-tori酒場は当蔵のお酒を長年愛してくださっている日本酒にお詳しいお客さまだけでなく「日本酒ってあまり飲んだことがなくて、よくわからないんですが知りたいです」って控えめだけど素直にいってくださるような若い女性やカップルのかたなど、いろいろな方が入り交じってる感が面白く。

会場が明るい雰囲気だったのもあって、昼からのんびり気軽に燗酒を楽しんでもらえている感じが新鮮でした。

そしてなにより、当蔵のお酒と一緒に美味しいものを食べて飲んでのお客さまの笑顔が直に見られるのがやっぱり幸せ。

そうそう、co-toriのイベントは、毎年、鳥取の出身で東京在住のかたが沢山集われる場にもなっているそうです。私もこれまでの人生、鳥取と東京と半分ずつくらいの生活をしてきたので、どこにいてもふるさとは忘れられないものだし、なにかあれば応援したい!駆け付けたい!という気持ちになるのは、とてもよくわかります。

見た目はすごくお洒落なんだけど、そういう東京で出会う「ふるさと」みたいな役割も果たしている人情味もあるところがこのイベントのいいところなのかもしれませんね。

当日会場に足をお運び頂いたお客さま、準備を積み重ねてこられたスタッフのみなさま本当にありがとうございました。

                           (食と酒の実験室 山根明子)