Eat and…福岡・葡萄豚の会

9月21日の金曜日。鳥取県東伯郡湯梨浜町にある湖に浮かぶカフェ、HAKUSENさんを会場に「Eat and… 福岡・葡萄豚の会」が開かれます。

福岡で、葡萄豚?料理家さんも加わって、山根酒造場とどう関係が?と思われる方もあるかもしれませんが、これがなかなか面白そうな企画でして。

福岡で農薬や化学肥料を極力使用しない「柿之屋 秋吉智博さん(福岡県朝倉市)」の葡萄を出荷前の約2ヶ月間与えて育った「葡萄豚」を育てておられるRIVERWILD HAM FACTORYの杉勝也さんをお招きして作り手の話を聴きながらの食事会。

お料理は同じく福岡から発酵料理家の井口和泉さんがいらして腕をふるわれます。当蔵の蔵元・山根正紀はジャンルは違えど、同じ地域でモノづくり、食づくりをするものとして対談に加わらせていただきます。

食に限らず、モノづくりの裏側ってふだんなかなか接する機会がないと、ついつい何事も目に見える世界の情報だけで判断してしまいがちですが。本当は表にはなかなか見えない創意工夫や挑戦の繰り返しがあってこそ、こうなっているのかということが分かるとそのモノに対しての愛着も増したり、より大事にいただこうと思うことって沢山あるなと思います。

美味しいの裏には、必ずそれなりの理由がある。

そんなことをこのところ、日々感じていたので私、個人的にもとても興味のあるイベントです。今回の企画は、うかぶLLCの蛇谷りえさんがコーディネイトされています。彼女自身がチャーミングでユーモアにあふれ、真摯に社会と個とのつながりを考えておられる方だと思うので、きっと参加された方にとっても心地よく刺激のある時間へと導いてくださることと思います。(もちろんどんな状況でも何を感じ何を得るかは自分次第ではありますが…)

当日は、井口さんの素敵なお料理のほか、山根酒造場のお酒やHAKUSENさんのおいしい珈琲も提供されるようです。

私もこの日はひとりの客として参加予定。お話も料理も、じっくり味わってきます。

21日以外にも関連イベントもあるようですので、よろしければチェックしてみてください。

お申し込みお問い合わせは→たみ(0858-41-2026、mail@tamitottori.com)まで。

   (食と酒の実験室 山根明子)