真夏の酒粕利用法

8月に入りました。相変わらず酷暑が続いていて、この夏を乗り越えただけで「本当にみなさまお疲れさまです!」といいたいそんな気分です。

そんな暑い夏に、酒粕というとピンとこないかもしれませんが。意外と、夏も酒粕は活躍します。そんなわけで、身近な活用法をご紹介。

ひとつは、無垢の口福レシピにも掲載している「きゅうりの辛子粕漬け」です。酒粕をつかった漬け物というと奈良漬けを思い浮かべるかたも多いですが、奈良漬けって味が濃くてクセがあって苦手という方も多いんですよね。

この時期、旬の野菜のさっぱりしたお漬け物が食べたい。でも市販の浅漬けの素は何が入っているやら怪しいし、使いたくないという方に是非試していただきたいのが、こちらのレシピ。材料をジップロックにいれて揉んで、あとは冷蔵庫でしばらく寝かせるだけで簡単に美味しいお漬けものが出来ちゃいます。

当然ながらきゅうりの太さによって味のしみ込み具合も変わります。細いものなら1日でも漬かりますが、私はしっかりめに漬けたものを、お茶漬けなどでいただくのも好きです。今の時期なら冷たい麦茶でサラサラっとどうでしょう。

ほかの夏野菜でも色々アレンジしてみてくださいね。無垢のお得用パック(700g)がひとつあれば、相当いろいろ楽しめるかと思います。(商品一覧の最後のほうに、控えめに載っているので、よかったら見てみてください)

どうしても食欲の落ちる季節ですから、すこし多めに作っておいて、袋ごといつもお世話になっているかたに、おすそわけしても喜ばれますよ。暑さでぐったりしたり、イライラしやすいときこそ、手を動かして自分でちょっと心のゆとりを作りたいものです。

次回は、「真夏の紫外線で疲れた肌を癒す、酒粕パックを作って試してみた」というレポートをお送りしようと思います。お楽しみに。

                          (食と酒の実験室 山根明子)